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リラックス

お産とは、お母さんがからだを開き、赤ちゃんが外へ出てくることです。

生まれたばかりの赤ちゃんは、人としては驚くほど小さいですが、
子宮の中で育ち、産道を通って出てくるもののサイズとしては驚くほど大きいと言えます。
その「大きなもの」が生れ出るには、母のからだが緊張や恐れから解き放たれ、柔らかく開かれることが必要です。

安全で無理のないお産ためには、リラックスすることがなによりも大切だと思います。



お産が始まれば、お母さんは陣痛に耐えながら未知の世界へ入っていくことになります。
はじめてのお産であれば不安や緊張がさらに高まります。

陣痛の中では病院や助産院に移動するだけでも大変なことだと思います。
移動が終われば、見知らぬ人と話し、診察を受けます。
ときには無理な姿勢を強いられたり、膣に手を突っ込まれたり、寒い思いをしたりしなければならないのです。
病院の手際よさがお母さんに「もののように扱われている」という印象を与えることも珍しくはありません。
お産を迎える女性の神経はとても敏感なってることが多いと思います。
これではリラックスどころではありません。
緊張と不安、ときには不快感が募っていくでしょう。
その結果、お母さんの体は硬くなってしまうのです。



家庭的な雰囲気の助産院であれば病院よりもリラックスできると感じる人はたくさんいるでしょう。
自宅に来てお産を支えてくれる助産師もいます。

しかし、助産師の指示や存在によって集中やリラックスを妨げてしまったと感じるお母さんもいます。
ひとりになりたかったときに、そうできなかったという人もいます。
自宅であっても、そこにお互いを深く知らない人がいれば、どうしても気になるものです。

お産が始まればお母さんにとっては予想しなかったことが次々に起こるでしょう。
一つひとつを話し合って対応を決めていくようなゆとりはありません。
結果的にお母さんは従わざるを得なくなってしまうことが多いのです。

病院であれ助産院であれ出張助産師であれ、誰かに介助を頼むならその人との相性を確かめることが必要になります。
その人に自分を委ねられるか、という判断です。
月に一回ほど短い時間を共有するだけでこれを見極めるのは困難です。



わたしたちは病院や助産院をいくつか訪ね、自宅出産に出張してくれる助産師とも相談し検診を受けました。

お産が迫ってきたとき、美和は「あなた以外の人はいない方がいい。」と言いました。
美和は、決して気むづかしいタイプの人ではありません。

お産がどのように進むのか、どんな姿勢が楽なのか、どういう呼吸をしたらいいのか、それは人それぞれ違うはずです。
美和は、人の言葉よりも自分のからだの声に耳を澄ますことを選んだのです。
経験ある専門家にであっても、こまごまと指示されることも、 自分の体に触れられることも、
美和にとってはリラックスと集中の妨げだったのです。

結果、美和はお産を「楽しかったよ。」と振り返っています。

どうすればリラックスできるか、は人それぞれでしょう。
わたしたちにとって一番リラックスできる場所は我が家でした。
わたしたちにとって一番リラックスできるのは二人きりで、自宅にいることでした。



深いリラックスを得るには取り巻く環境と人がとても重要であることを知り、
自分にとってどうすることが心地よいのかを真剣に考えることが大切だと思います。