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 へその緒

わたしたちが、二人きりで赤ちゃんを産んだ、と話したとき
じゃあ、へその緒も自分で切ったの?と驚かれることがよくあります。
へその緒は赤ちゃんを取り上げることの象徴でもあり、大変なことだと思う人が少なくないようです。

ところが、へその緒を切ることはお産にまつわる処置の中でもっとも簡単なものです。
それは、時間の制約がないからです。
すべてが落ち着いてから、もう一度手順を確認しゆっくりと切ればいいのです。
へその緒はいずれ自然に赤ちゃんから落ちるので、切らずに待ってもよいのです。
何かの理由があって切れないときは、助産師などに電話をしてきてもらい切ってもいいでしょう。

 

病院などでは赤ちゃんが産まれると産まれるとすぐに、
ときには胎盤が娩出される前に、へその緒を切ってしまうことがあるそうです。
なぜでしょう? へその緒を切らずにおいておくことに何かリスクがあるのでしょうか?
唯一あるとすれば、赤ちゃんの血液が胎盤に逆流して失われることです。
しかし、それは胎盤を赤ちゃんと同じ高さにおいておけば簡単に防げることです。

一方で早く切ることには、大きなリスクがあります。
まだ胎盤からの血液供給がある場合、赤ちゃんは酸素の供給と血液を失います。
痛みやショックもあるかもしれません。
赤ちゃんは生まれたときに肺呼吸をはじめます。
そのメカニズムは繊細なもので、わたしたちはその働きをそっと見守ってあげる必要があります。
肺呼吸が確立されるまでへその緒からの酸素の供給があるのは大切なことだと思います。
それによって赤ちゃんは無理なくガス交換を移行できるのです。

へその緒を切るにあたって大切なのは「急がない」ということです。
急ぐことは現代の人間の悪癖です。
病院が急いでへその緒を切ってしまうのは、早くお産を終わらせたいからです。
ひとつのお産にかかる時間が短くなれば利益が上がるのです。
赤ちゃんというひとつの新しい命が生まれる瞬間において、
儲けのための判断が優先されているのは信じがたいことです。



へその緒は、最初ヌラヌラと輝いています。
白っぽい半透明で、螺旋状にねじれ、中に緑の斑点があり、内側から輝いているようでした。
そして脈打っていて、それは生きています。

しばらくすると輝きが消え、透明感が無くなって、細くなり、ただの白い紐のようになります。
明らかに質感が変わり、役目が終わったんだな、と分かると思います。
お産の全体を通じてわたしたちは知識がなくても自然の流れを感じることができる場面に遭遇します。
そのような時、わたしたちは不思議な確信を持って行動することができます。
へその緒についても分かると思います。
分からなければ分かるまで待てばいいと思います。

 

わたしたちはへその緒をハサミで切りました。
金属は波動を乱すので使わない方がいいという人もいます。
昔は竹でごりごりと潰すようにして切ったそうです。動物は歯で噛み切ります。
わたしには虫歯があるし、竹が刺さって化膿した経験もあるので刃物を使いました。
波動的にはステンレス製であればよいということも聞きます。

ハサミは消毒が必要でしょう。
十分な大きさの鍋にお湯をたっぷりと沸かして、ハサミを入れて10分も煮れば消毒できます。

切る場所は切りやすいところで切ればいいのだと思います。
あまり長く残しすぎるとへその緒がとれるまで邪魔になり、
短いと赤ちゃんに近すぎて切りにくい、そのバランスで決めればよいのです。

切る場所の両端を凧糸で縛ります。
ハサミを入れやすいだけの距離をとり、2〜3重に巻いてしっかりと縛ります。
凧糸で縛ることで血液が流れでるのを防ぎます。

二つの縛り目の間をハサミで切ります。
スパッとは切れないかもしれません。

切ったら、赤ちゃん側のへその緒を折り畳んでその上から赤ちゃんのお腹ごと包帯を巻いて止めます。
へその緒は、乾燥して黒く小さくなっていき、一週間くらいで自然に落ちます。
わたしたちの場合、へその緒から魚の干物のような強い匂いがするようになって、
腐っているんじゃないかと心配しましたが、何ごともなく外れました。
とくに消毒する必要もないと思います。



へその緒には様々な情報が含まれているようです。
臍帯血は非常に貴重な医療資源です。

胎盤側に残ったへその緒は、保存しておき
赤ちゃんがひどい病気になった時などに与えるといいと言われます。
わたしたちは、一ヶ月ほどは冷凍しておきましたが、
当分必要なさそうなので黒焼きにして保存しました。