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お父さんの準備

自力出産を可能にするには、お父さん(お母さんのパートナー)の力が必要です。
一人で産んでしまうお母さんもいるでしょうが、それは特別な事情がある場合などで、
産後も含めお父さんの助けは重要なことです。

お父さんでない人、家族や友人がお産を助けることもあるでしょうが、そういう人たちもここでの「お父さん」に含めます。

「お産は女の仕事」だと考える人は多いと思います。
たしかに赤ちゃんを胎内で育て産むのは女性ですが、それを支えるためには周囲の助けがなくてはなりません。

まず、お父さんがお産を自分の問題と捉え、
お母さんと赤ちゃんのために全力を尽くそう、と考え行動を始めることが必要だと思います。





お父さんの最大の役目はお母さんの安全を確保し、安心を与えることです。

安心させるためには自信が必要です。
自信を得るために、本を読んだり、調べたり、人に会ったり、考えることが必要でしょう。
自力出産のための本リンクも参考にしてください。

しかし、安心を与えるために何よりもお父さんに必要なのは、
自分がお産に少しでも関わろうとする姿勢、お母さんと赤ちゃんを自分が守ろうとする決意だと思います。

本来安全で素敵な体験のはずのお産が、危険で苦痛なものになってしまったのは責任を引き受けるものがいなくなったからです。

お父さんが「おれが責任を取る」と言わずに、お母さんが安心できるでしょうか?
多くのお父さんが医師や助産師にお金を払って責任を「おねがい」してしまっているのは不幸なことです。

お父さんが責任を引き受け、お産に深く関わったとき、お父さんもまた誕生を経験するでしょう。
それは自然の生命に出会う感動的な体験となり、その後の家族の絆を決定的に強くするだろうと思います。

お母さんの安心のためには、自信に満ち、責任を引き受けたお父さんがいつも近くにいて見守ることが必要なのです。
それはお産のときだけでなく、妊娠中にも大切なことです。




280日とされる妊娠中、いつも近くにいるのは難しいでしょうが、
なるべく時間をともに過ごし、いっしょに散歩し、不安と希望を共有することが大切だと思います。

定期検診などにはなるべくついて行くべきだと思います。
お母さんひとりでは気づかないことがあるかもしれませんし、お産の過程を共に進むことにつながります。
病院などで与えられがちな心配事やストレスを和らげることもできるでしょう。

出産が迫ればお父さんもつきっきりでいることが必要になります。
二人以外の協力者がいなければ、お産の前後を合わせて最低でも一ヶ月くらいは必要だと思います。
赤ちゃんとお母さんの様子を見ながら、料理、洗濯、掃除をするとなれば、ほぼつききりになります。

お父さんがそれだけの時間をとれるか、は個人の気持ちや努力だけで解決できないことかもしれません。

「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」によれば
お父さんも子が一歳になるまで(場合によっては一歳六ヶ月まで)育児休業を申請することができ、
育児休業基本給付金と育児休業者職場復帰給付金の支給も受けられます。


お父さんが実際に一年間の休業をとるのは難しいことかもしれません。

仮に休業がとれなくとも、申請を出してほしいと思います。
父親が子育てをするのは当然のことだと社会に対して表明し、少しずつ意識を変えていく必要があると思うからです。





お母さんは「つわり」があったり、体に不調が出たり、精神的にも不安定になったりします。
お父さんは料理や選択などの家事を引き受けてあげる必要があるでしょう。
赤ちゃんが産まれた後に動けないお母さんお世話をすることも大切ですから、その練習を妊娠中に始める意味でも重要です。

とりわけ料理は大切です。
お母さんの食べたものは妊娠中と授乳中を通して赤ちゃんを作る材料そのものであるからです。
料理は栄養や味だけを満たせばいいものではありません。
どんな高級なレストランでの食事も家族が作り、いっしょに食べる食事にはかないません。
食べ物には愛情を込めることができるからです。
食事はコミュニケーションでもあります。

赤ちゃんとお母さんの食事を自分の手で作ることは、父親としての愛情表現であり、喜びだと思います。




お父さんは、お母さんと赤ちゃんのための快適な環境を作らなければなりません。
しかし、それは難しいことではないでしょう。
寒すぎず、暑すぎず、邪魔が入らず、リラックスできる場所があればいいのです。
特別なものはいりません。
普段の暮らしの場所を丁寧に掃除し、片付ければじゅうぶんでしょう。

リラックス照明のページも参照してください。



お父さんが覚悟を決め、他人に頼らずに責任を引き受け、
お母さんとじゅうぶんな時間を共有し、世話をして、生活を整えれば準備の大半は終わったと言えます。

お産が始まりそうになったら、必要なものを揃えて待てばいいのです。
赤ちゃんを取り上げたり、へその緒を切ったりするのは難しいことではありません。

お産の中で最も大切なのは、決して慌てないことです。
何があっても動揺せずに、「大丈夫、心配ないよ。」とお母さんを安心させることが大切です。
お父さんが慌てれば、お母さんはもっと慌ててパニックが起こります。
パニックは事態を悪化させます。

どうしていいか分からなくても、虚勢をはって安心させることも必要なのです。
そんなことは滅多にありませんが。
迷ったら・・・のページも参考にしてください。